糸紡ぎの魅力ってなんだろう?
普段生活していて毛糸を作ろうとはあまり思わないんではないでしょうか。と、いうより毛糸って作れるの?って思われた方が大半だと思います。
私は趣味で毛糸を作っております。
その魅力を少しだけお話しようと思います。
簡単に糸紡ぎの魅力を申し上げるのであれば、
- 好きな毛糸が無限に手に入る。
- つなぎ目のない長い毛糸が手に入る
- 好きな色の毛糸が手に入る
などがあるかと思います。
私の場合ですが、そこに『なにより楽しいから』が入るのです。
最近は糸車で毛糸を作らせていただけるようになりまして『楽しいから』が、どんどん増殖しています。車輪の回る音、ペダルを踏み込む足のタイミング……なにもかもが楽しいんです。
お金をだせば素敵な毛糸はいくらでも手に入ります。ですが、あえて手作りにこだわった毛糸を紡いでいる。時間=お金で考えたらとんでもないことになるんではないのかな? なんて思います。
また先にも述べましたが、国産の羊毛が毛糸になる機会は希です。ほとんど捨てられているから。そんなもったいない話があるか! と。
日本にだって、素敵な羊毛を作ってくれるヒツジさんはたくさん居ますし、羊毛の善し悪しをジャッジする団体だってちゃんとあります。だったらやっぱり使わないのはもったいない。そう思うんです。
私のこだわりは『国産の羊毛で、楽しく紡ぐこと』その一言に尽きます。
まだまだ下手くそではあります。制作途中で毛糸がぐりんぐりんになったり切れたりします。そんな失敗も愛おしく……。なんでも愛でつつ挑戦し、いつかは美しい毛糸を作れるようになるのが私の小さな夢でもあります。
ひつじクラブも第二シーズンとなりまして、今度は自分で作った毛糸でセーターを編む会が始まります。私はセーターは編めないので編む段階になったら母に代わりに行ってもらう予定ですが、その辺は臨機応変に楽しめたらいいなって思います。
つらつらと長く語ってしまいましたが、魅力の片鱗を味わっていただけましたら幸いです。とりあえず、糸紡ぎは楽しいよってことだ伝わっていたら嬉しいな。
それでは本日はこの辺りで失礼します。
篠竹 篠でした!